ドリームリリース 4月1日はApril Dream

保護犬猫カフェシェルターに子供たちの居場所をつくる

菜那ママ

広島県

私は10年ほど前の高校3年生の時に、初めて動物愛護センターに行き体験ボランティアに参加しました。そこにはただ殺処分を待つ猫が1匹。譲渡対象にもされることなく、殺処分される日を待つのみ。人間の身勝手な都合で、苦しみながら命を奪われる殺処分というシステム。この現実から目を背けることこそが、解決を遅らせていると思い、文化祭で愛護センターでのボランティアや保護犬猫について発表。前例のない文化祭での発表、いのちのパネル展の会場を用意してくれた先生には本当に感謝しています。1代限りで、この発表も終わると思っていましたが、後輩たちが引き継いでくれ、今ではサークルになり母校での譲渡会や郊外での譲渡会など主催で行うレベルまで成長しました。ボランティアに参加した際、大人になったら保護犬猫シェルターを作りたい!という夢があり、24歳で中古住宅を購入。積極的に犬猫の保護活動を始めました。家族のいない野良猫や、病気・ハンデがある保護犬を引き取りお世話しています。もともと裕福な家庭に育ったわけではなく、犬猫を飼えるほど生活に余裕はありませんでした。両親共働きで、寂しい思いもしてきました。学校から帰ったら「おかえり」と出迎えてくれるお家が羨ましく、夕食は家族で囲む温かい家庭が夢でした。社会人になり、家庭環境が良くない子供たち、施設で育ち帰る場所がない若者との出会いを通して。私が将来やりたいことは『子供たち、若者たちの居場所、犬猫たちの居場所を作ってあげること』だと気づきました。第一歩として保護犬猫たちの居場所を作るという夢を4年前に叶えました。次は子供たち、若者たちの居場所が作れたらと。大きな夢を掲げて、一歩一歩夢に向かって前進していければと思っています。

犬猫の保護活動を続けております。譲渡会や、ドッグイベントなどでの啓発活動を通して、保護犬猫たちの居場所作りに取り組んでいます。また児童愛護センター退所後のある1人の女の子との関わりを通して、私のできるサポートを通して、行政支援に繋げています。1人で悩む子をゼロにしたい。頼れるところ、帰る場所を作ってあげたい。と思い、カウンセラー、認定心理士の資格取得。できることから始めています。

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