一度アーティストとして成功したものの、頂点からドン底へ、もう這い上がれないと思ってましたが、諦めたら終わりだと、５０歳すぎて再チャレンジ中なんです。いまは、やっとあしががりになりそうな場所で基礎からもう一度やり直しています。他人がどう思うかだけではなく、自分も、自分をアーティストであると誇りを持って生きていきたい。死ぬ時も芸術という世界の中で次の作品のことを想いながら死んでいきたいと思うのです。
私は、美大等の教育を受けていない、ただの高卒で、現在パートタイマーで働く普通のおばさんなんですが、企画画廊に在席している画家の方にひっぱっていただいて、画廊の企画展にも参加しつつ、プロの技術を学んでいます。周りは、すでにデビューしている画家やイラストレーターばかりなので学ぶことはたくさんあります。一年プロのなかでもまれて頑張って、自分の作風の目処がたったので、それを研鑽しながら、公募展に挑戦しようとしています。これから活動範囲を広げていきたいです。
