夢の理由は2つあります。一つは、火山灰アートを通して、ネガティブなことでも発想の起点として、そこから新たな視点や発想の転換ができる可能性があることを伝えたいからです!火山灰アートのきっかけは、2016年4月の熊本地震への募金告知のため"くまモン"を描いた事でした。絵を学んだ経験はないものの落書きが好きだったので、灰を手で掴んで床の上に絵を描く事は以外と簡単にできたのです。更に2020年の新型コロナウィルス感染症の流行によって、作品を発送する必要があったため、現在のようにキャンバスに固定(接着)して移動できるようになったのです。どちらも社会的に見るとネガティブな事であり、人間にはその発生を止めるような事はできないことでしたが、私には大きな転機となりました。また2つ目の理由は、世界で唯一無二の地産地"生"品であり、地域の特徴が詰まった火山灰アートを通じて、鹿児島はもちろん国や地域をアートで結びたいからです。国内外へ鹿児島や日本の良さをPRできると共に、作品展をさせていただく相互の地域環境を見直すきっかけや良さに気づくことで観光や商業、産業など地域に活気を与えること。つまり地域振興が、活火山桜島から火山灰をいただき作品としている私の、地域への桜島への恩返しだと思うからです。
企画作品展や販売会を2020年から毎年3回以上開催しています。また、2020年から全国公募展にも応募にも挑戦しています。上野の森美術館開催の「日本の自然を描く展」での入選.佳作などをはじめ、2022年には鹿児島県で開催の「枕崎国際美術展」では準大賞を受賞させていただきました。保育園、幼稚園、その他イベントやワークショップなどで、地域の方々とともに作品制作なども取り組んでいます。
