私自身が、幼い頃から書によって様々な困難に立ち向かい助けられて来たから。私の場合には自分自身が書き手としてでしたが、その没頭する時間やその空間があったからこそ、学生生活で恐ろしい程のいじめを経験している最中にも自分の居場所と光を見出していました。今もいじめの他、生きていれば様々な困難が皆それぞれあるのだと思います。今度は、私が書を通してそんな方々の少しでも力になりたい。何か心響くものを伝えたい。出来ればそれで誰かの救いになってくれたら、と言う思いで日々書と自分と向き合っています。
地元の子供達へ書の楽しさと、自分の居場所があると言うことを教えております。大人の方々へは、心響く書をお一人の贅沢な時間へとして書きに来てもらっております。地域の高齢者学級の、生きがい活動として書道の指導活動を行っております。
