社会と学校とをつなぐ教員になり、 子どもたちが様々な大人と出会い、関わることで自分の可能性を見いだすことのできる社会を創りたい
塚本梨乃
福岡県
中・高で出会った先生がとても素敵な先生たちで、放課後も質問対応などをしてくださっていました。はじめは、そんな生徒想いな教員になりたいと漠然と考えていました。だんだんと教育に関心を持ち始め、教育の歴史や現状などを視ていくうちに、私もなんとかしたい!日本の教育を、学校を愉しいものにしたい!と考えるようになりました。そう考えて行くうちに、教育に対し同じ熱い想いを持つ方々と出会い、社会と学校とを身近なものにして子どもたちの可能性を最大限伸ばせる教員になりたいという明確な夢になりました。
私は、まず様々な業種を知るために色々な事に挑戦しています。例えば、大学1年生の時には自分が興味のない業界を知るためアビスパ福岡にインターンをし大学のビジネスプランコンテストで地域共創型ライト層獲得モデルを提案しました。実際に、需要を知るため街頭でアンケートをとったり、3度に渡りエンタメの重要性について知るべくジャンルの異なるインフルエンサーに声をかけ、来場者数の増減について調査したり、同業他社だけで無く異業他社にも足を運ぶことで見つけた課題を解決すべく、スポンサービジネスの改案についてインターン先に提案をしました。このことから、私はスポーツ業界では子どもたちに夢と感動を与えられるきっかけが多くあることを学びました。また、より教育現場について知るため、現在は一般社団法人lightfulに所属し、課題解決型教員研修「LEAMP」の活動に携わらせていただいています。「LEAMP」は、教員一人一人が自ら課題を発見し、自分自身の教育観に沿って、解決・改善できる自分へ変化するきっかけを提供するカリキュラムです。そこで、私は受講生に話を聞き、インタビュー記事などを書いています。そこで、自分の知らない世界を知るためにも、たくさんの大人たちと出会い、話を聞くために自らアポイントをとり声をかけています。私は、教育は社会をつくるための重要なものだと考えています。今後は教員としてのキャリアの構築だけでなく学校と社会とをつなぎ、子どもたちが素晴らしく広い世界で活躍する様々な大人と関わることで、見いだされる可能性の幅を広げていきたいと考えています。