ドリームリリース 4月1日はApril Dream

「自分のキャリアを自分らしく楽しむ人」を意味する新しい言葉が、流行語大賞になる

しゅん

京都府

普段は会社員として働いていますが、教育系のNPOでプロボノをしています。NPOで取り組んでいるテーマは「キャリア教育」。子どもたちが、自分らしい生き方を自ら切り拓いていくための力をはぐくむ教育です。・・・という説明をして、どれくらいの方が「ピンとくる」でしょうか・・・。国語・算数・理科・社会、と言えば、どんなことを学ぶのか多くの方がイメージができると思います。一方で、「キャリア教育」は、学習指導要領の中にもその重要書かれているいるにもかかわらず、何のためにどんなことを学ぶ教育なのか、おそらくイメージできる方は少ないのではないでしょうか。私自信も、このテーマに取り組むNPOに関わるまで、「キャリア教育」という分野が日本の教育の中にあることすら知りませんでした。狭い意味での「キャリア=職業選択」に関わることだけでなく、広い意味での「キャリ=自分らしい人生」を切り開くための、その土台となる、その人らしい価値観や自己肯定感などの自信をはぐくむことが、キャリア教育の大事な役割です。主要国の中でも、日本の子どもたちは自己肯定感や社会に対する自己効力感が低いという現実は、プロボノとしてこのテーマに関わって初めて知りました。冒頭にも書いた通り、「キャリア教育」という言葉は分かりにくく、今は多くの方にとってイメージがわきにくい言葉だと思います。ヤングケアラー、子どもの貧困、医療的ケア児など、社会課題の解決には、まずは「言葉化」が重要なのではないかと思います。「それって大事だよね」というコンセンサスが社会の中につくられるには、まずは言葉化されて、社会にその存在が認められることが大きいと思いますが、私たちが取り組む「キャリア教育」というテーマは、まだこの言葉化が上手くできていないと思うのです。私自身はプロボノとして、主に広報に携わっています。関わり始めてから約2年、ずっと、しっくりくる「コトバ」を探しています。おそらくこれは、考えて出てくるものではなく、私たち自身が様々なステークホルダーに向けて言葉を発し、そのレスポンスを受け止め、また返すという広報の営みを続けていく先に、ある日どこからかやってくるものなのではないかと、勝手に思っています。その日が来ることを信じて、一回一回の言葉を発する機会を大切に、こつこつと続けていきたいと思います。そして、私たちが取り組む社会課題が世の中に認識されて、「それって大事だね」「その課題が解決された世の中っていいね」と多くの人が思ってくれた先には、「自分のキャリアを自分らしく楽しむ人」を目指すことが、きっと社会のムーブメントになっているでしょう!

次の空欄に当てはまる言葉を探しています。1)キャリアとは「〇〇〇〇」2)キャリア教育とは「〇〇〇〇」3)「〇〇〇〇」=「自分のキャリアを自分らしく楽しむ人」を意味する言葉小学生から大人まで誰もがイメージを共有できる、そんなコトバを見つけた方がいたら、ぜひ団体までご連絡をいただきたいです。

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