ドリームリリース 4月1日はApril Dream

タンザニア、セレンゲティ地区の13の小学校に教科書を届けたい!

特定非営利活動法人NGO TOFA(トーファ)

東京都

タンザニア農村部では、教科書を1冊も持たず、教師も教室も不足している小学校が沢山あります。それにより、十分な教育が受けられない結果、満足な職を得られず、生活費を得るために子どもでも密猟に手を貸してしまうなどの状況があります。そういった行為は自然環境や野生動物へ悪影響を及ぼす結果となっています。また女性の早婚なども未だに残っており、知恵をつけると婚期を逃すという理由から女の子を学校に通わせたがらない親もいます。これら以外にも多くの課題が存在していますが、それらの解決のベースになるものは「教育」だと考え、私達はタンザニア農村部の教育支援の活動をしています。活動を開始した当初、セレンゲティ国立公園に隣接した地域13の小学校は、ほとんど教科書0冊でした。しかもどこの小学校でも生徒1,000人以上に対し先生は10人程度。しかし、私たちが訪問し教科書を届けることにより、子ども達は学ぶことへの意欲を高め、将来の夢をもつことに希望を持ち始めています。TOFAは、そんな瞳をキラキラさせた子ども達を増やすため、夢へとつながる教科書支援をなんとしても叶えたいと考えています。

私たちTOFAが最終的に目指していることは、タンザニアなどの発展途上国と日本などの物質的には豊かな国の双方にいるすべての人が自分らしく幸せに生き、結果として豊かな社会を作ることです。その第一歩として、現在はタンザニアマラ州のセレンゲティ地区、13校の小学校の教育支援と国際交流を進めています。これまでに、13校のうち8校に対し計5,557冊の教科書を届けました。同時に、毎年年1~2回、複数名で日本からタンザニアを訪問し、現地の子ども達や地域の方々と交流の機会を設けています。直接交流の場を設けることにより、タンザニアの子ども達は世界が広いこと、可能性が沢山あることを知り、より勉強を頑張ろうというモチベーションが高まります。結果として、最初に支援した小学校は2年連続で国内トップの成績を修め、国から表彰を受けるまでになりました。また、日本から訪問したメンバーは、タンザニアの大自然や野生動物、現地の子ども達の屈託のない笑顔に接することなどを通して、自分らしさを取り戻し、心身共に元気になって帰っていきます。この様に、タンザニア-日本双方が良い影響を与え合っているこの活動を更に広げていきたい、そのためには、まずはまだ教科書を持っていない残りの5校にいち早く教科書を届けたいと考えています。共感いただける個人の方や企業の皆様に、ぜひ応援いただきたいです!

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