ドリームリリース 4月1日はApril Dream

守れる命を守りたい!まずはピロリ菌撲滅から!!

西垣孝行

大阪府

私は17年間、医師と一緒に、目の前の命を救う臨床工学技士として働いてきました。そして13年間は、企業と協力して、「医工連携」という方法で多くの人々の命を救うことに取り組んできました。いろんな人の助けを得ながら、私は誰かの命を守る方法を必死で考えています。

コロナ禍においては、感染症の恐ろしさを改めて感じました。感染症は、身近で大切な人ほど、命を奪ってしまうリスクが高くなります。だからこそ、私たちは大切な人を守るために、自分に何ができるかを考えなければなりませんでした。

コロナの経験から、多くの人が「大切な人の命を守る」という価値をより理解するようになりました。このことは、人類にとって大きなチャンスでもあります。
私は、社会に浸透した「大切な人の命を守る」という価値観を利用して、ピロリ菌撲滅に挑みます。

日本では、ピロリ菌感染者が約3,500万人いて、毎年4万人以上が胃がんで亡くなっています。中国ではその10倍です。日本の内視鏡技術を使えば、もしかすると、日本人が東アジアの多くの命を救うことができるかもしれません。

まずは、足元の日本から取り組みます!
ピロリ菌を撲滅するために、医療業界はすでに10年前から取り組んでいます。一部の人は、ピロリ菌除菌を終わった議論だと言うかも知れません。しかし、実際は、まだ2割の1000万人しか除菌できていません。これは、医療の問題だけではなく、社会的問題でもあります。

だからこそ、私たちは日常生活で医療を実践することが必要であり、それが大切な人々の命を守る鍵だと考えています。
私の夢は、医療界と産業界が、領域を超えて団結して、身近な人々の命を守りあう社会をつくることです。
守れる命を守るために、まずはピロリ菌撲滅からがんばります!

コロナの借りは、ピロリで返しましょう!

私たちが立ち上げた「ピロリバスターズ」というプロジェクトが、広島サンドボックスから採択されました!
私たちは企業内でピロリ菌撲滅活動を実施してもらうだけでなく、イオンモールや日本臨床工学技士会に協力してもらい、チラシを配布するなど一般のご家庭に情報を届けています。

特に、私たちは、対策型の胃がん検診の受診率について、女性が男性よりも10%下回っている現状について、「男女格差が医療格差を生み出している」ことに注意を払っています。女性は、乳がんや子宮頸がんの予防にも注意が必要なため、アプローチ方法を工夫する必要があります。例えば、ピロリ菌陽性者には、規格外の美味しい野菜やお花、フードロスなどサステナブルなプレゼントが届く仕組みを仮設検証しています。2度美味しい仕組みです。一つ目は、早期治療による「負の解消」で、二つ目はプレゼントをもらう「嬉しさ」です。
このように、これまでの医療的な感染対策とは、少し異なるアプローチで、「新しい感染対策の方法論」を産業界の中で創っていきます!

そして、社会に広げるには、価値が循環する仕組みが必要不可欠ということで、NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」が主催している秋元ゼミ1期や山崎ゼミ2期にエントリーし、ビジネスモデルの仕組み創りを実践的に学びました。
今後は、企業版ふるさと納税など、行政と企業と地方自治体にご協力いただき、ピロリ菌撲滅活動を実施したいと考えています。

人任せにせず、誰でも、自分が主体的に身近で大切な人々を守れる仕組みを作ります。
ぜひ、ご協力いただける方は、NPOまもるをまもる へご連絡いただけますと幸いです。

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