「お洒落はセンスや経験が必要」という固定概念をぶっ壊したい、そしてより影響を広く与えるには起業家になることが必要だと思ったからです。私は以前まで普通の会社員でしたが、小柄な夫の「サイズの合う洋服がない」という悩みを解決するため、未経験でゼロから小柄男性向けのファッションブランドを立ち上げました。最初はうまくいき、多くの方に服を購入いただき、誰かの役に立てた喜びを感じました。ただ、すぐに売上が伸び悩み、原因を探っていくと「小柄男性向けと謳った洋服は買いづらい」というブランドの欠点が浮き彫りになりました。そこでさらにユーザーへヒアリングを行ったところ、彼らの真の悩みは「サイズの合う服がない」ではなく、「簡単にかっこよくなりたい、でもどうしたらいいかわらかない」ということでした。そこで、現在は洋服をブランドとして販売するだけでなく、既製品だとサイズが合わない人、洋服選びに時間をかけたくない人を対象としたファッションのwebサービスを立ち上げ中です。センスや経験がなくても楽してお洒落になれる、そんな体験をたくさんの人にしてもらいたいと思っています。そして、私が起業を志すきっかけとなった夫にも、いつかこのサービスのヘビーユーザーになって喜んでもらいたいです。