April Dream No.096

人と自然が共に繁栄するリジェネラティブな未来を創る。

リジェネラティブな未来では、人が活動するほどに、生態系が豊かに回復・再生していきます。
私は、学生時代に環境問題を学んで絶望しかけたのですが、どうせなら希望をもって生きたいと思い、エネルギー企業からの社会変革を夢見て会社員になり、あちこち越境しながら願う未来への道筋を探求してきました。でも、最近特に思うのは、企業の力も大きいけれど、「一人ひとりが自分の願いに気付いて、それぞれに一歩を踏み出すこと」が、最も大きなインパクトを生み出すということです。なので、「個人と組織と社会と自然は重なりあっていて、誰もが起点になれる」ことに気付ける、心地の良い場をあちこちにつくり、広げていきたいと思っています。そんな私の今の最大の原動力は、「美しくて、希望に満ちた世界を、息子たちが生きる次の世代に遺したい」という願いです。
人は、地球を破壊し奪い取るだけの存在なんかじゃない。人は、知恵と行動によって地球を癒し、たくさんの生命の繁栄を導くこともできる存在だと、信じています。