April Dream No.148

「やれば、できる。」アンプティサッカーが生き甲斐の私は、そう世界に伝えたい。

私は5歳の時に交通事故で右脚を失いましたが、それを理由に夢を諦めることはありませんでした。サッカーでは誰にも負けたくないという気持ちが私を奮い立たせ、18歳でブラジル代表選手としてアンプティサッカーの世界大会に出場を果たしました。来日した2008年、アンプティサッカーはまだ日本にない競技でしたが、日本で競技を始めてからこれまでで100人を超える仲間と、手足がなくてもサッカーができる喜びを分かち合ってきました。「アンプティサッカーと出逢って前向きになれた」という仲間の声に、これまでやってきたことへの誇りを感じます。今後も仲間を増やし、日本代表選手として走り続け、いつか世界のトップに立つことを夢見ています。また、そうした想いをもつ私の姿を通じ、生きている喜びや勇気と希望、「やれば、できる。」というメッセージを世の中に伝えたいと考えています。