April Dream No.163

僕の夢は、ミシン刺しゅうアートを美術館に展示することです。

私の夢は、ミシン刺しゅうアートを美術館に展示することです。ミシン刺しゅうアートは芸術作品というより工芸品としてみなされているのが世の現状です。しかし、私はその芸術性を心から信じ、制作を続けています。世のアーティストが、筆や絵の具や彫刻刀を道具として利用しているのと同様に、ミシンもアート制作の道具なのです。更にミシンで描いた作品は、決して他の道具では再現できない光沢、凹凸、緻密さなどのオリジナリティを有しているのです。しかし、残念ながら私の知る範囲では、ミシン刺しゅうアートが美術館に飾られたという例はありません。先に述べた「工芸品のイメージ」が関係しているのかなと思ったりします。私はまだまだ未熟者ではありますが、これからもミシン刺しゅうアートのスキルを磨き、いつしか美術館内でオイルペイントや水彩画に並んで、この手法によるアートが飾られることを夢見ています。私の作品は、下記のサイトで発表しています。ご一覧頂ければ幸いです。
https://seizo-ishine.com