April Dream No.257
畑から愛を掘り起こす300人分の職業をつくる。
はじめまして。わたしはTUMMY株式会社という、一次産業のブランディングをする会社を経営しているあべなるみと申します。わたしは小さい頃から食べるのが大好きで、大学は自分が食べている食の生産や流通の仕組みを知りたいと農学部に進学しました。そこで畑に訪問するようになり、「畑に魅力的なものはすでにある。知って食べたら心もお腹もあったかく幸せになる魅力が埋もれているから、それを掘り起こして伝えられる人になる」という夢を描きました。そこから広告代理店に入社しブランディングを修行。5年目にかねてからの夢をかなえるべく起業し、今日まで3年間でたくさんの生産者の愛と魅力の発信に努めてきました。わたしは自分の夢をひとつ叶えた。でも、気づいたこともありました。それは作り手の魅力をより伝わりやすくするのは大事な一方で、受け取る食べ手側に心や生活上の余裕がないと、届くものも届かないという事実です。わたしは子どもを育てる母でもありますが、正直共働きってほんと忙しいです!周りの共働きのお母さんたちも、いつもすごく大変そう。そして、忙しい時にいの一番に削りやすいのが食だったりします。話は変わりますが、わたしが農学部から広告代理店にまず入社したのも、食と畑を繋ぐということができる職業が見つけられなかったからです。これまでわたしと同じように畑の魅力を感じ、それを食卓につなぐことを夢見ながらも、それを職業にする方法を見つけられずにいる方にたくさん会って来ました。子どもを、暮らしを大事にしたいお母さんが、自分の好きと強みを活かして畑の魅力を掘り起こして働ける。そんな職業自体を作っていくことで、畑で行き場を失っている生産者の愛が食べ手まで届き、循環する世界を作っていきたい。まずは300人のお母さんたちが働ける職業をつくる。この夢は、食から愛が溢れる世界をつくる突破口になる夢だと信じています!
