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誰もが通える「認知の学校」を創りたい!

NPO法人ユメソダテ

夢の理由

知的発達障害のある息子を持つ父親です。知的発達障害者は成人するとそれ以上成長しないという、いわゆる”18歳の壁”、”成長の天井”という俗説が広く信じられています。結果、夢も希望もなく、自らを成長させるチャンスもなく、言われるままに主体性なく人生を送っている人が沢山います。しかし、”成長の天井”は社会が作った俗説に基づく誤解です。このような俗説こそが、閉じ込めるだけの障害者施設を産み、7年半前の津久井やまゆり園事件や滝山病院のようなをのような事態を引き起こす原因であると私は考えています。環境を整え、やり方を工夫すれば、成人した知的発達障害者もゆっくりと着実に成長を続けることができます。私たちは具体例をもってこれを示しています。障害があっても、夢や希望をもち、一度しかない人生、思いっきり生きる人を増やしたい!そして彼らに社会に貢献して欲しい!と考えています。障害者だけに限ったことではありませんが、特に障害者達は、このような機会から、社会的に阻害されていると考えています。障害があっても、夢や希望を持ち、一度しかない人生、思いっきり生きる人を育てるために、障害の有無や年齢に関わらず、誰もが学べる”認知の学校”を創りたいです。

夢を叶えるために

2022年のApril Dreamで、社会が夢を育て、夢が人を育て、人が社会を照らす循環づくりを取りあげて頂きました。その後、現金を使えない知的発達障害者のためのコインケース(ニコニコイン)が完成し、2023年度Good Design賞を受賞しました。またその時の夢のプレスリリースに書いた、農作業と認知発達座学と体操を組み合わせた”人を育てる畑”を創りたいとの夢を発信しましたが、これも2022年10月に開園し、知的発達障害のある受講生が、畑での学びを通じて、認知的に大きく発達したことを心理テストで定量化し、2023年11月の高齢障害求職者雇用支援機構の職業リハビリテーション研究実践発表会で発表し、2024年1月農林水産省を中心に厚生・法務・文科の4省が運営しているノウフクアワード2023チャレンジ賞を受賞しました。私たちは、この取り組みを更に進め、高齢者や学びに困難のあるすべての方を対象とした”認知の学校”を設立したい!と考えています。

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