Dream Database
子どもが見る景色を変えよう
特定非営利活動法人みんなのコード
夢の理由
"みんなのコードは、「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」をビジョンに掲げ、2015年の団体設立以来、小学校・中学校・高等学校及び地域において、プログラミング教育を起点に情報教育の発展に向け活動してきました。「みんなのコード」と団体名にもあるように、果たして「誰も」に届けられているか、ということを常に問いながらビジョンの実現を目指しています。私たちは、この問いをもとにさまざまなギャップを埋める取り組みを行っていますが、特にテクノロジー分野においては大きなジェンダーギャップが認められるため、みんなのコードの、重点取り組み事項としています。さまざまな活動をする中で、「景色」から伝わるメッセージの強さを感じます。例えば、学校教育において、性別で差をつけようとしている先生は(ほとんど)いない。むしろ、生徒と平等に接しようとしています。しかし、生徒が見ている「景色」は違う。男性の先生が力仕事をしていたり、スポーツクラブの顧問だったり。管理職や理系科目の先生は男性が多かったり。そういう「景色」によって、生徒は、無意識のうちに役割分担意識、得手不得手の認識や進路選択を培っています。私たちは、インクルーシブな情報教育をつくりたい。これは、子どもが見る景色を変える仕事なのだと思います。"