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子ども達が憧れる「日本一の宮大工」になる!

有限会社匠弘堂

夢の理由

日本の伝統的な木造建築技術を次世代につないでいくためには、「宮大工」が、次世代を担う子どもたちが憧れる存在でなければならないからです。宮大工として生きることは、日本の伝統を次世代につなぐこと、そのものです。神社やお寺は、日本人が守り続けてきた信仰心の証として、いつの世も心の拠り所となってきました。例えば、法隆寺は約1300年もの間、各時代の宮大工が大切に修復を続け、今もなお人々に愛されています。この社寺建築は日本独自の木造建築のルーツとして、宮大工が技術と共に伝えてきました。100年200年ごとに解体修理され、あたかもタイムカプセルのように。「宮大工の仕事」は、建築の面から日本の伝統文化を担う、とても社会性の高い仕事と言えるのです。近年の日本のものづくりは、効率優先主義やコストダウンを求めるあまり、モノの低寿命化と低品質化に歯止めがかからず、品質不正も多発している惨状です。これは一部の建築分野でも大きな問題となっており、同時に仕事自体の魅力も失くしていきました。さらに、現在あらゆるものづくり分野において職人の減少や高齢化が進んでおり、特に建設業界ではその傾向が顕著であると言われています。一方で伝統的な木造建築技術は、熟練した手仕事をベースにした職人の技術によるもので、まさに「メイドインジャパン」という日本のプレゼンスそのものであり、宮大工が伝える手仕事の技術は国内外から大いに注目されています。そのような社会情勢の中、匠弘堂では12人の宮大工のうち8人が20代。若い宮大工たちが、100年、200年先まで残る仕事に、誇りをもって全力で向き合っています。大切な日本の文化である「社寺建築」と、想いの込められた美しい「手仕事」を次世代につなぐために、まずは社寺建築の魅力や、宮大工そのものについて、子どもたちに知ってもらえるよう取り組んでいます!~夢に近づくための取り組み~匠弘堂では、宮大工の仕事や伝統建築の魅力を知ってもらうために、オープンファクトリーやワークショップなどを積極的に開催しています。その他にも、中学生高校生対象の見学会の開催、SNSを駆使したメディアPRの実施、メディア取材の引き受け、若手人材の積極的な採用などを行なっています。▼見学に来られた方に、私たちが必ず伝えていることhttps://www.kyoto-shokodo.jp/column/yokokawa/yokokawa03

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