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ボッチャの教室を全国で開くこと

kanica

夢の理由

新人看護師としてリハビリテーション病院で勤務している中で、ボッチャという競技を患者さんがリハビリの1つとしてされているのを見て、初めて知りました。ヨーロッパで生まれたボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。障がいによりボールを投げることができなくても、ランプ(勾配具)を使い、自分の意思をランプオペレーターに伝えることができれば参加できます。レスパイト入院(respiteとは、"休息""息抜き"という意味。地域で在宅介護・医療を受けている方やご家族や介護者の休養を目的とした短期入院のことです)で病院にいらっしゃった患者さんは入院中にボッチャを楽しみにされていました。しかし、コロナ禍で院内でできない環境となっている現実があり、とてもがっかりされていました。ボッチャを退院後もできるところはないか気になり、病院以外でできる施設がないか調べたときに、地元にはないことをそこで初めて知りました。なければ私が作ればよいと想い、いつか全国でボッチャの教室を開きたい夢ができました。今は看護師としても新人なので、看護師として全国どこでも働けるくらい経験を積んだ先に独立し、全国をキャンピングカーで走り回りボッチャの教室を開くことが夢です。

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