Dream Database
東京ドームで母と一緒に「だいじこ子守歌」を歌いたい!
TSUぶ☆あん子
夢の理由
母は80歳の誕生日を迎えた3日後にアルツハイマー型認知症と診断されました。その日以来家族は症状の進行と共に戸惑いと受容を繰り返しています。これから母は色々なことを忘れていくだろう。それでも母が最後まで覚えていてくれそうな言葉は何だろうと考えた時、子供の頃母は私に「あんたはだいじこ」と言って育ててくれたことを思い出しました。だいじことはだいじな子が短縮された言葉です。この「だいじこ」ならたとえ症状が進んでもきっとずっと覚えていてくれるはず、母と私をずっと繋いでいてくれる言葉だと思いました。そこで診断されてから半年後に「だいじこ子守歌」を作り母や友人たちと一緒に歌っています。診断されて今年の4月で10年が経ちます。母は4月27日で90歳になります。今も私と一緒に時々「だいじこ子守歌」を歌っています。満面の笑顔で歌う母を見ていると私はとても幸せです。これからもずっと一緒に歌いたいなあと願ってやみません。母の笑顔が私に生きる力を与えてくれます。お母さんありがとう。