Dream Database
医師になって、患者さんの夢を守る
ふぇの
夢の理由
私には、大きな夢を持った友人がいました。夢を叶えるために毎日努力し、楽しそうに夢を語る彼は、今までのどんな姿よりも生き生きとして見えました。しかし、彼は体に病気を抱えていました。病気が進行してくると、学校に行くことはおろか、歩くことも難しくなり、彼を見かける日はどんどん少なくなっていきました。彼のもつ病気は治療法が限られており、完治させることも、病気の影響を減らすことも簡単ではありませんでした。彼の苦しみを取り除ければ、と思いました。彼がまた、夢を追えるようになってくれないか、と。しかし、その願いが叶うことはなく、彼は永い眠りについてしましました。その後、年月を重ねるにつれて、私は「彼のような人に、夢を志半ばで終わらせてほしくない」と思うようになりました。夢を追う姿は輝いているし、夢を追う生活は充実しています。それを病気のせいで絶たれてほしくないと、強く思うようになりました。私が病気を治す手助けをするから、どうかそのまま夢を追い続けてほしい。夢が無いという人でも、笑顔でいられる生活を続けてほしい。その思いがどんどん大きくなっています。現在、私は医学科の学生として日々勉学に励んでいます。卒業まで、そして卒業してからも努力して、患者さんの夢を守れるような医師になりたいです。