Dream Database
子供・若者の自殺を防ぐ「つながりの仕組み」をつくりたい
特定非営利活動法人 宇宙にじゅういち
夢の理由
NPO法人・宇宙21、略称コスモス21は24年前の2000年に設立し、自立支援通所事業施設や地域支え合い事業施設を運営しながら地域猫の保護なども行うなど、24年間の活動の軸は一貫して「すべての命に向き合う」ことでした。 そして本年度の役員改選で当団体の運営を担うことになりました私・地引も、代表理事を兼任する一般社団法人プロシューマー・フォーラムのボランティア仲間の協力を得つつ、県の保健所に多頭飼育の届けを出して32頭の猫を自宅で保護すると同時に、子供や若者の自殺問題の調査や出版をするなど、「すべての命に向き合う」ことを目指しています。 NPO法人・宇宙21は24年間の活動を経て、スタッフの世代交代の時期と、活動への社会的要請の変化の時期が重なり、現在、事業を再構築することになりました。 その中で、子供や若者の自殺が増加する「待ったなし」の今日の状況に目を塞がず、私たちにできることが何かを見つめ、具体的に取り組みたいと考えます。 私たちには、保護する犬や猫という「仲間」がいます。岩波新書・大塚敦子氏著『動物がくれる力』を持つ彼らの協力も得て、人間の子供・若者の自殺予防のための「つながりの仕組み」をつくります。 なおこの取り組みは、自殺予防学会の研究者やアニマルセラピー研究者らのご協力をいただいて千葉の田舎で試験的に初め、効果を実証した上で全国の犬・猫保護団体にノウハウを提供し、全国の子供・若者を自殺に追いやる孤立を何としても防がねばならないと考えています。