健康寿命を延ばし最期の時ま
で自ら選択する自由をもつ人
を増やしたい

夢の理由

私は職歴20年の理学療法士です。様々な方と関わっています。安楽死が認められていない日本で、医療の現場で自分の意に反して生かされている方々（胃瘻で10年、ゴハンは食べずに栄養補助剤で長生き）や、病気にかかり自分の考えが言えない方々をたくさん見てきました。命の尊厳といいますが、こうしたことはある意味では虐待という見方もできると思っています。まともに寝返りすらもできずに動けず、人間の最後の時まで楽しみである食べることを取り上げられて、薬のみで生かされている、こんな状況の方にただ単位をとるだけ、硬くさせないようにとリハビリをするのはおかしいです。そこにご本人の意思はないからです。医療費のムダともとられてもおかしくないでしょう。ただの寿命ではなく、元気でいられる期間を長くするための健康寿命を延ばしたいです。だからこそ、私は理学療法士として、予防医療、予防介護の観点から健康美人を世の中にたくさん増やす活動をしていきたいと考えています。特に現代は、更年期に、老年期に入る前に、子育て、親の介護、自分の仕事のキャリアアップなどとともにトリプルケアとなり女性は本当に疲弊しています。こういったことから自律神経症状が主である、更年期症状はより強くなっていると感じます。ここを軽くする術をお伝えし、まず自分の体に目を向けていただくことに尽力したいと考えています。