Dream Database
私は旅する手紙びと!歩く郵
便ポストになりたい
TSUぶ あん子

夢の理由
私は39歳の時、乳がんを患い右乳房を切除しました。抗癌剤治療で髪も抜けかやりはてた自分の姿を見て生きることが辛くなりました。家族に心配を掛けたくないという思いから辛い気持ちを話すことができませんでした。私は抱えきれなくなった気持ちを主治医の了解のもと毎日書き綴りました。手紙は一方通行で返事は求めませんでした。なぜなら私の気持ちを知ってくれる人がこの世に一人いてくれるだけで救われたのです。心の奥底にある口に出して言えない気持ちを書くことで、私の気持ちは落ち着き整理され、前向きになっていきました。2017年5月岩手県陸前高田の東日本大震災で亡くなった人へ宛てた手紙を預かる漂流ポストを訪ねました。ポストに届いた手紙を読ませて頂きました。最初は辛い気持ちを書いていた人が何度も手紙を書いて送るうちに前向きな内容に変わっていました。手紙を書くことで自分の気持ちと向き合い、気持ちを整理することが出来たのかなと思いました。私は2016年からオリジナルポスト(だいじこポスト)を活用し伝えられなかった想いを受け取り、年に一度想いを煙に変えて空に届ける活動をしています。私は手紙が届くのを待つだけでなく、自らが動いて手紙を受け取りに全国を旅したいと思っています。大切な想いを預かりますので、できることなら手紙を書かれた方にお会いしご挨拶できたらと思っています。私は旅する手紙びととして全国津々浦々、手紙を預かりに旅したいと思います。