私にしか描けない文章で誰か
の人生の選択肢を広げたい。

夢の理由

生きることを諦めようとしたことがあります。生きるのが難しくて、苦しかったことがあります。死にたくはないけれど、生きていたくもない。そんな心も身体もボロボロだった時期に、私はずっと文章を描いていました。その時間だけは無になれて、自分が生きていてもいいと思えました。恐る恐る公開し始めた文章を読んでくださった方に「すごく力を貰いました」と言っていただけたとき、救われたような気持ちになりました。同時に、文章で誰かの心を救えるなら。いや、救うなんて大層なことができなくとも、少しだけ「人生の選択肢を広げる」ことができたら。そう思いました。それが今の私の、夢であり、心の支えであり、生きる理由です。