バングラデシュのパブナにコ
ミュニティ病院を建設する！

夢の理由

私たちが支援してきたバングラデシュのパブナという村には病院がありません。
⼩さな薬局はあるけれど、医学を学んだ人がいるわけではない。衛生的な診療所もなく、救急⾞もない。
お⾦を持っている⼈は電⾞で 3時間かけて首都のダッカへ、もっとある⼈は⾞で6時間以上かけ、さらにビザ申請時間1〜2 週間をかけてインドまで⾏って治療することもあります。しかし、緊急事態には対応が不可能な状態です。

これまでの支援で養殖池や無農薬の農園を作ることで、自分たちで稼ぐ手段ができ、生活が豊かになっても、けがや病気で職を失ったり、健康的な生活に不安があるままでは、⼦どもたちはみんな町を出ていってしまい、年をとっても助け合ったり、集まれる場所もない状態で、これは健康的な生活とは言えません。

そのために、コミュニティセンターを兼ねた病院を設計・建設し、さらに上層をリゾートホテルやマンションとしてつくることで、村や近隣地域の健康を守ると同時に、出資した人たちもここを訪れることができ、さらに村に雇用や集まれる場所ができると考えました。
NPOの活動と建築の仕事をし、世代交代を見ているからこそ、私はこの施設を実現したい、できる、と思っています。