命の恩人である、L'Arc~en~Cielのhydeさんに直接「ありがとう」と「大好き」を伝える。

夢の理由

それまでは灰色の中を彷徨っていただけ。そう感じる人生だった。中学時代いじめられ生まれて初めて人生を終わらせようと色々な事柄をパソコンで調べていたら本当に偶然ラルクに出会った。最初はこんな綺麗な人は悩まなくていいんだろうな、と羨ましく思っていた。歌を聴き、歌詞を知るとそうでもない？この人にも闇がある？と感じた。調べるとかつて彼も人生を終わらせようと考えた事があったらしい。驚きだった。でも孤独じゃなくなった。そんな彼と彼らの音楽に支えられた一度目。28歳、婚約も同棲もしていた彼と別れ、抜け殻になっていた頃に友人に誘われ久しぶりにラルクのライブに行った。席に着いた時、救われた命を無駄にする事になり申し訳ないけど今日このライブが終わったら私も人生を終えようと思っていた。でも彼はMCで「生まれてきてくれてありがとう」と言って涙を流して歌ってくれていた。そして自分の事を「居てもいいんだなと思った」と語った。世界中から愛される彼でもそう思うだなんて、また驚いた。そして「生まれてきてくれてありがとう」の言葉。その言葉が私をまた救った。二度目だった。彼と彼らの音楽は私に彩りを与え日々の活力として私に流れている。L'Arc~en~Ciel、フランス語で虹を意味するバンドは文字通り私を虹色に染めた。そんなバンドのボーカリストであるhydeさんは私にとっての命の恩人。直接ありがとうと大好きと伝えるまでは絶対に生きていく。だから私は夢を叶えたい。