認知症があってもなくても、共に支えあえる街に！

夢の理由

認知症は誰でもなりうる可能性があるが、認知症にかかわる偏見や差別の問題は未だ根強く残っている。また、地域の認知症に対する関心度も未だ非常に低く、自分には関係のないことなど『他人ごと』と思っている人が多いことから、自分や家族が認知症になった時、家族以外に頼れる人や場所がなく、関わる人が家族だけになることで社会活動が不活発になり社会的孤立状態を招く要因になりうる。この問題の解消に向け、認知症当事者との音楽での交流を通じて、地域住民の認知症に対する正しい理解を深め、信頼感を醸成することで、認知症の有無、年齢や障害などに関わらず、地域社会に参加できる機会の提供や、安心して認知症になれる環境の整備を目指し、認知症のある人、ない人のごちゃ混ぜバンドである「3丁目バンド」を結成。音楽が持つ「協調性」「参加性」を活かし、演奏練習をして互いの絆を深め年に1度のLIVEは地域住民などの観覧者と思いを共有し、認知症への関心を高める活動をしていることから、「認知症があってもなくても、共に支えあえる街」を住民主体で作っていけたらと思っている。