Dream Database
「アニマルセラピー」のボランティアの知識や責任感の向上を目指す!
一般社団法人アニマル・リテラシー総研

夢の理由
いわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれる動物を医療・福祉・教育などの施設に導入する取り組みの大半は、ボランティアが動物を施設に連れて行って訪問する形で展開されていますが、現状では、こういったボランティアがすべて適切な教育を受けて、基礎的な知識を身に付け、自身のボランティアとしての責任を自覚した上で活動に参加しているわけではありません。不十分な知識・意識のボランティアが展開させる活動は、リスク管理の観点からも参加する人間(対象者とボランティア本人)や動物の安心・安全を損なう危険性を高めてしまいます。本来であれば、「動物の癒し」をお届けするはずの取り組みが、逆にそこに携わる人間・動物に危害を及ぼす結果となってしまう恐れがあるのです。このような事態を可能な限り回避し、いわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれる取り組みすべてにおいて質の高い「動物の癒し」を届けられるようにするためには、そこに携わるボランティアの意識や責任感を高め、適切な知識を身に付けてもらえるようなボランティア教育が必須です。しかし、動物を導入する訪問活動などが展開されている多くの現場ではボランティアが十分な教育を受けていないと言える現状があります。このような中、ボランティア教育についてのノウハウ等々を求めている活動グループなどが活用できるリソースを当法人が提供できるようになればと思ってこの夢を選びました。