設置型授乳室で社会を変える、未来を変える

夢の理由

授乳期の赤ちゃんの人数に対して、おでかけ先で安心して利用できる授乳室の数が少なすぎるという問題を解決したい、そのためには、社会全体の意識を変える必要があります。少子化問題が叫ばれながら、安心して赤ちゃんを連れて外出できる環境整備が全く進んでいません。令和の今でも、「授乳なんてトイレでできるだろう」「車の中で十分だ」などという時代錯誤な考えを持つ人が多くいること、それが残念ながら日本の現状です。そういった事実が環境整備を遅らせている要因の一つかもしれません。そのような考えを持つ人たちは、授乳室整備に多額の費用と大掛かりな工事が必要と思い込んでいる傾向があり、だからこそ余計に整備に対して後ろ向きなのではないかと思います。工事をしなくても、ほんの1畳ほどのスペースを用意するだけで簡単に設置できる授乳室があることを多くの人に知ってもらい、より多くの施設で導入してもらうことで、赤ちゃん連れのファミリーがおでかけしやすい社会を創っていきたいと、私たちは願っています。