Dream Database
雇用・フルタイム・出社の
固定観念をほどき、誰もが
自分らしく働ける社会に
ママントレ 須澤美佳
SNSアカウント・関連サイト
夢の理由
娘が3歳の頃、働き方に悩み、また周りにも働き方に悩む人が多いのを目の当たりにしてこの活動を始めました。
そしてこの春、その娘が大学生になります。
この十数年、子育てと仕事の両立に向き合い続ける中で、強く感じてきたのは、「働き方の当たり前」は思っているほど変わっていないということでした。テレワークの普及など環境の変化はありつつも、「雇用・フルタイム・出社」を前提とした働き方の構造自体は大きくは変わっていません。
新卒でIT企業に就職し、仕事にやりがいを感じていた一方で、結婚による転居や出産を機にキャリアは大きく揺らぎました。特に出産後は、「仕事がないと保育園に入れない、保育園に入れないと働けない」という壁に直面し、働きたくても働けない現実を経験しました。
その後、活動を通じて何百人もの方の働き方の悩みに向き合ってきましたが、「子育てと仕事の両立が難しい」という声は、10年以上経った今も変わっていません。
このままでは、同じような悩みを次の世代にも残してしまう。
自分の子どもが大人になる時代にも、「働き方によって可能性が制限される社会」を残したくない。そう強く思うようになりました。
だからこそ「雇用・フルタイム・出社」という根強い固定観念をほどき、誰もが自分らしく働けることが当たり前の社会を実現したいと考えています。
夢を叶えるために
現在は、「働き方の選択肢を広げること」を軸に、個人と企業の双方に向けた取り組みを行っています。
個人に対しては、「エリアマイスター」の活動を通じて、自分の強みや経験を言語化し、それぞれに合った働き方を見つけるサポートを行ってきました。副業などを組み合わせながら、自分らしい働き方を実現する人も増えています。
また、在宅で働くフリーランスが孤独になりやすいという課題に対して、交流会や勉強会を継続的に開催し、つながりと成長の場をつくってきました。あわせて、自身の経験をもとにSNSでの情報発信も行い、悩みを抱える人が一歩踏み出すきっかけを届けています。
企業に対しては、業務の可視化や切り出しを通じて、「出社・フルタイム前提」にとらわれない働き方の導入支援や、人手不足の業務サポートを行っています。自社でも多様な人材が関われる仕組みづくりに取り組み、2024年から導入した短時間正社員制度はNHKでも取り上げられました。
近年では行政からの依頼も増え、働き方や在宅ワークに関する講師として登壇する機会も広がっています。
こうした活動は、子どもが3歳の頃にスタートしました。そしてこの春、その子どもが大学生になります。子育てと向き合いながら続けてきた時間そのものが、働き方の可能性を信じてきた証だと感じています。
働きやすさを求めているのは子育て中の女性だけではありません。介護や病気など、さまざまな理由で従来の働き方が難しい人がいます。この課題は社会全体のものだと捉えています。
企業の皆さまへ。手が足りず止まっている業務があれば、ぜひご相談ください。小さな仕事でも、それを必要としている人がいます。
また、働き方に悩んでいる方は、まずは発信に触れ、相談会や交流会に参加してみてください。自分らしく働く一歩を、一緒に見つけていけたら嬉しいです。