Dream Database
プロのコントラバス奏者になってやる!
かつあきさん
夢の理由
コントラバスは高校1年生の6月頃に始めましたが、もともとは岩倉高等学校を経てJR東日本へ就職するつもりでした。そのため、吹奏楽部も高校1年生の夏のコンクールが終わり次第辞める予定でした。しかし顧問の先生から、秋のアンサンブル期間までは残ってほしいと言われ、人生最後の音楽だと思って持てる力のすべてを込めて演奏しました。その結果、アンサンブルコンテストで1位を獲得し、審査員や外部講師、顧問の先生方から高く評価されました。さらに岩倉高等学校特別顧問の大滝実先生から音楽大学への進学を勧められました。就職のために入学した自分が音大を目指すことになるとは想像もしておらず、この出来事は人生を大きく変える衝撃でした。その後も進学を勧められましたが、私は半年近く断り続けました。就職のために進むと決めていた道を変えることが怖く、音楽で生きる覚悟が持てなかったからです。それでも、あのアンサンブルで感じた「この音で必要とされた」という実感が忘れられず、最後には自分の方が折れました。高校3年生の10月、周囲の同級生の多くは就職組で、次々と進路が決まっていきました。JR東日本をはじめ就職先が確定していく中で、私は一人だけ進路が未定のまま、2月の音楽大学受験に向けて勉強と練習を続けていました。不安は大きく、本当にこの選択が正しかったのか迷うこともありました。合格発表は卒業式の前日でした。翌日の卒業式では、就職が決まっていた友人たちが自分のことのように喜び、祝ってくれました。その時、選んだ道は間違っていなかったと、初めて心から思うことができました。現在は東京音楽大学に在籍しています。正直、今でも就職したかった未練がないわけではありません。それでも最近、演奏技術が確実に上達している実感があります。あの時、自分が折れて選んだ道が、少しずつ形になってきています。ここまで来た以上、この音で行けるところまで行ってやろうと思っています。プロにでも、何にでもなってやるつもりです。